足の裏はアスリートや運動をしていない立ち仕事の方でも非常に疲れの溜まりやすい部位です。足がむくんでも足の裏がだるくなりやすくすっきりしない事も多いと思います。また足の裏の筋肉が固くなったりすることでもさまざまなスポーツ障害の要因になることもあります。
そこで今回は簡単に自分でできるボールを使ったセルフケアをご紹介します。
足の裏の役割!!ショック吸収!
上の図を見てください。下向きの矢印は歩いている時や足をついた時にかかる体重を表しています。体重がかかると必ず地面に対してこの力が加わります。走ったり歩いたりすると力はより加わります。そこで足の裏はアーチがあることによりこの力を分散します。分散しなければ足のついた衝撃が直接足に負担がかかってしまいます。
足がつくと足のアーチは赤の横向きの矢印方向に伸び、足を着いた衝撃を吸収します。足の筋肉がうまく使えなくなった扁平足の方などはこのショック吸収が出来ず、足の裏だけではなく身体全体にいろんな症状を出すことになります。
この機能が使えないとランニング障害ではシンスプリントや足底筋膜炎(かかと周りの痛み)など足首周りの障害や腸脛靭帯炎などの膝の障害、腰周囲の障害など多岐にわたり広がっていきます。
そこで普段から足の裏のケアをして、疲労を抜いておくことは非常に大事になります。
用意するもの
私がオススメするものは軟式野球ボールぐらいの大きさ、固さの物です。100円ショップでも売っている物でも問題ありません。テニスボールでは柔らかすぎますし、ゴルフボールでは硬すぎなのと小さいので少し痛みがあるともいます。軟式ボールはちょうどいい感じになります。
足の裏は非常に多くの反射区もあり体の不調などにも応用ができます。
やり方
立った状態でボールを足の裏で踏みます。
①内側
足の右側の図なのですが、足の内側のアーチをマッサージするようにボールを転がしていきます。踵から拇趾球、親指の付け根あたりぐらいまでコロコロと転がします。強さの目安は痛気持ちいいぐらいにしましょう。回数は10回ぐらいを往復するぐらいしましょう。
②外側
足の裏には内側アーチだけではなく外側アーチ、横アーチがあります。内側アーチが終わったら次は外側アーチをやっていきましょう内側と同じようにかかとから小指の付け根あたりに向かってころころ転がしましょう。
横
縦アーチが終わったら次は横アーチをしていきましょう。横アーチをやっていきましょう。親指の付け根から小指の付け根に向けて往復するようにコロコロ転がしましょう。
回数は全部10往復ほどを目安にやりましょう。
まとめ
足の裏は建物で例えるなら土台になります。土台が傾くと自然と建物は傾いてしまいます。ですので人体にとって足は非常に大切な部分になります。しっかりケアをしましょう。
コメント