一流アスリートがネガティブな言葉を口にしない理由 ネガティブな言葉を使うとどうなるか?

コラム

「プラス思考にしなさい!マイナス思考はダメだよ。」とか「ポジティブに考えなさい」と言われたことはないでしょうか?

大事な試合前や怪我をした時、上手くいかないときなどはマイナスなことを考えがちだと思います。そんな時今回の記事を思い出してくださいね。

一流アスリートはビックマウスが多い!?

イチロー選手や本多選手、C.ロナウド選手など一流アスリートのなかには時折、ビッグマウスととられてしまう選手たちがいますよね?

ビックマウスといってしまうといい意味ではとられないですが、常に大きな目標であったり自分はこうありたい!などの自己意欲を口に出したり目に見えるところなどに掲示しておくことは成功するためにも非常に大切なことです。

目標を掲げる時にネガティブな事をいう人はいませんよね?常に上を目指すことをいいましょう!

ネガティブなことやマイナスなことを言うとどうなるか?

アスリートにとってマイナスな発言をすることはよくありません。コーチや監督などにマイナスなことを言うなといわれたことはないでしょうか?

人間の脳は非常によく出来ており高性能になっております。そのせいと言っていいのかわかりませんが耳で聞いたことをすぐに頭の中で考えてしまいます。

すこし実験をしてみましょう。

頭の中を真っ白にしてみてください。

そして次に書いている事を読んでその事柄を思い浮かべないようにしてください。

 

 

イヌ

 

 

ネコ

 

 

リンゴ

頭の中に映像が出てきませんでしたか?人間の頭は言葉を聞いたり文字をみると自然と頭の中で想像してしまうのです。

言葉とイメージトレーニング

アスリートにとって成功を収めたりいいパフォーマンスを行う上でイメージトレーニングをしている人は多いと思います。普段からいいイメージトレーニングをおこなっておくことで様々な事に対応が出来たりパフォーマンスをあげることができたり、緊張を和らげたりすることができます。

 

このイメージトレーニングを行うときに失敗をするイメージをする人はいるでしょうか?多くの人は成功をするイメージをしていると思います。

 

ここで前項の言葉でイメージをしてしまうということを思い出してください。

試合前や普段から

「失敗してしまったら・・・」とか「ダメだったりしたら・・・」など口にしてしまったらどうでしょう?

アスリートにとって競技は日常に近い所にあると思います。このような言葉を口に出したり思ってしまうと容易に頭の中で想像してしまいます。

つまりマイナスなことやネガティブなことを口にしたり思ってしまうと失敗をするイメージトレーニングになってしまうのです。

ネガティブ発言は伝染する!?

しかもネガティブな発言は伝染してしまうのです。先ほど言葉は聞くだけで想像してしまうといいましたが自分の言葉だけではなくもちろんチームメイトや他人の言葉からでも容易に想像してしまいます。

もしチームスポーツなどで誰かがネガティブな発言(失敗したらどうしよう等)をしてしまってそれを聞いてしまったチームメイトはみんな失敗するイメージをしてしまいます。

このようなチーム状況はよくないですよね!?

記憶(イメージ)を上塗りする

そんな時は周りのみんなでいい雰囲気で盛り上がりましょう!

人間のイメージは簡単に塗り替える事が出来ます。悪い言葉を聞いたらすぐにいい言葉を出していいイメージで悪いイメージを塗り替えましょう!

まとめ

マザーテレサが残したといわれる言葉で

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

まさにこの通りだと思います。ネガティブな思想で言葉を発すると行動につながります。そしてそれが運命(結果)につながると思います。逆に言えばポジティブな言葉を発するといい結果につながります。

私が知っているトップアスリートは成功体験やいろいろなことから学びネガティブな発言をすることが少ないような気がします。もちろん故障を抱えたり、うまくいかない事で涙を流すこともあるかもしれません。

しかし成功するアスリートたちはどん底でも最後に出す言葉は前向きになります。

言葉には「」があります。ポジティブな言葉にはポジティブな結果につながります。

つらいときには思い出してみてくださいね!

 

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