人は立ったり、歩いたり、走ったりするときには必ず足をつきます。その足に不調があると下半身だけではなく全身に不調をきたす可能性があります。
今回は足のケアに入れてほしい足の指を広げる体操になります。
人間の土台は足にあり!
人の身体を家に例えてみましょう。身体が家ならば人の足は家が建つ土台です。土台がしっかりしていれば家はなかなか崩れません。
しかし最近、アスリートやいろんな方の足を診るときれいな足の方は少なく。指が曲がっていたり、外反母趾や内反小指になっていて指が閉じたりしています。土台が小さく家が大きくなってしまっている状態です。そんな状態だとバランスが悪くなっていますよね?
しかし家はバランスが崩れていたとしても立とうとします。どうやってかというとどこかのバランスを崩しながら崩れたバランスを保とうとします。
身体ではどうでしょう?片足で立つと上半身でバランスをとろうとしますよね?
指が曲がっている状態などがなぜバランスが悪いかというと、逆立ちを想像してみてください。指を曲げたり指を閉じて逆立ちするとバランスが悪いですよね、上手な人は必ず指を広げています。
足の形が悪いと足だけではなく他の場所をつかってバランスをとろうとします。それが肩こりや腰痛、その他のスポーツ障害などにもつながります。
土台がしっかりするとパフォーマンスも上がりますし怪我の予防にもつながります。
実践してほしい足指体操
①指の間に手を入れよう!
足の指と指の間に手の指を優しく入れましょう。指を入れるのは足の裏側からいれて奥まで入れすぎないようにしましょう。
指を入れることによって指と指の間が広がります。外反母趾や内反小趾、扁平足などは先端の指だけではなく足の甲が横に広がってしまっています。
このような状態を開張足といいます。開張足は足の指を広げることにより相対的に締まりやすくなります。
足の指周りに問題がある方はまず指が入るようにしていきましょう。
②指を入れた後は軽く握りましょう!
指を入れて少し慣れたら手の指を締めるように握りましょう。そうすることによって足の指の周りの細かな筋肉のマッサージになります。曲がった指が少し伸びやすくなります。
③指を握ったまま足を伸ばしましょう!
足の甲を伸ばすようにぐーっと足の裏側方向に伸ばしましょう。
甲側にある筋肉を伸ばすストレッチになります。
④足の裏側を伸ばしましょう
足の指を握ったまま指を甲側にぐーっと向けましょう。こうすることによって足の裏側の筋肉が伸びます。
⑤指を握ったままぐるっと回しましょう
握ったまま右回り左回りに大きくしっかり回しましょう。
まとめ
足の指がしっかり使えるようになると身体にとって非常にいい効果があります。指が伸びることによりバランスがよくなり身体の使い方ぎ上手になります。
その結果身体の悪いところがよくなったり、パフォーマンスが上がったりします。
また足のむくみや疲労回復にも効果があります。
是非普段からのケアに参考にしてください!
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