今回の記事はアスリートが大好きな食べ物のバナナについてです。
バナナは消化しやすい糖質(ブドウ糖や果糖などの単糖類)から、ゆっくり消化をする糖質(ショ糖やオリゴ糖などの少糖類)、さらにゆっくり吸収される糖質(でんぷんなどの多糖類)が多く含まれるため、素早くエネルギーになりつつ、長くエネルギーの供給源となりえます。
バナナの効果って!?
バナナは携帯に便利なためスポーツの現場にはもってこいのフルーツです。また常温保存でも大丈夫なので夏場でも、涼しい所に置いておけばおにぎりやお弁当などに比べ、食中毒などの心配も少なくなります。夏場のお母さんにはありがたいことだと思います。
それではバナナのを食べる事での効果をご説明していきます!
バナナの最大のメリット『エネルギー源』になる!
バナナは上記にあるように、素早くエネルギーになる単糖類からゆっくりエネルギーになる少糖類、そして一番最後にエネルギーになる多糖類といった消化の時間の違う糖質を多く含んでいます。
運動1時間以上前に摂取することで運動開始直後からエネルギー源となりしかも、持続することができます。
しかもバナナは、アスリートにお馴染みのBCAA(branched-chain amino acids・分枝鎖アミノ酸)も豊富に含んでいます。BCAAは、必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンの総称で、筋肉のエネルギー源となる唯一の必須アミノ酸も含んでいるので非常に優秀なエネルギー食といえるでしょう!
運動中失われやすいミネラルを補給できる
運動中汗をかいて失いやすいミネラルをバナナは多く含んでいます。カリウムやマグネシウムなどもおおく含まれ、足がつったりするのを防いでくれます。
※足がつる一つの原因はミネラルが失われることが原因です。
カリウムとマグネシウムはナトリウムなどとともに筋肉の機能を調整しますので、スポーツドリンクなどと一緒に摂取をするとより効果的です。
疲労回復の為にもオススメ!
先ほども書いたのですがバナナにはBCAAも含まれるため運動後で傷ついた筋肉の修復の助けにもなります。BCAAは筋肉や血液中にあり、筋肉中のタンパク質分解を抑えたり、筋肉の合成にも関わり、運動時にはエネルギー源として利用されると考えられています。
またバナナは炭水化物を効果的に燃やしてエネルギーに変えるためのビタミンB群はバランス良く多めに含まれています。そのため運動によって消費したエネルギーを素早く補給することに適しています。
バナナの食べ合わせ
先ほどナトリウムを含んだスポーツドリンクの事も触れましたが、もう一つオススメなのはクエン酸を含んだ飲み物や食べ物などとは食べ合わせはいいです。クエン酸と一緒に摂取することによりグリコーゲンの体内に取り込む量を上げる事が出来るので、持久系のスポーツなどにはオススメです。
バナナの食べごろ
予備知識なのですがバナナは食べる時期によって栄養素が大きく違います。
まだ少し緑色のバナナは糖質の中でも食物繊維と難消化性デンプンであるフラクトオリゴ糖が多く含まれているため便秘解消や整腸効果があります。
栄養価が一番高くなるのは黄色くなってシュガースポットという茶色の斑点が出来た頃が最も高くなります。
まとめ
バナナはアスリートにとってお手軽で携帯しやすくさらに栄養価も高いなど非常に優れた面を持っています。上述したようにバナナは常温でもっていても食中毒にはなりにくいです。夏場のスポーツには最適です。
スポーツの前後にも両方オススメできます。美味しく食べてしっかりエネルギー補給しましょう。
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