動画で解説|有痛性外脛骨の効果的なキネシオテープ巻き方

テーピング

有痛性外脛骨は足の余剰骨(余分な骨)によって起こる障害の中で最も多いものです。5~6人に1人はいるといわれています。

 

また男女比では女性のほうが多いといわれ多くは、両足でみられるといわれています。

普段は痛くなくても、練習がハードになったり捻挫などをすることにより痛みを誘発することがあります。

有痛性外脛骨の症状

主にうちくるぶしの斜め下方にあるぽこっとしたふくらみのところが痛みが出たり、腫れたりすることが主な症状になります。(青色で○していること)

 

オーバープロネーション(過回内足)を伴う、扁平足を呈していることが多くみられそのため後脛骨筋の牽引ストレスにより痛みを出すことが多いです。

運動中に痛んだり、練習が進むと痛みが強くなったりと運動を起因とすることも少なくありません。

よく走るスポーツでは症状が出るためテーピングなどで痛みが出る事を予防をすることはとても重要なことです。

 

用意するテーピング

5センチのキネシオロジーテーピング

オーバープロネーションが強く出ている場合は硬めのテーピングも用意しておくといいと思います。なければキネシオロジーテープで代用も可能です。

 

オーバープロネーションとはこのような状態です。

右足の方が内側に倒れ込んでいることがわかると思います。この状態がオーバープロネーションです。

テーピングの貼り方

①足の裏からキネシオテープで後脛骨筋の走行に沿ってテープを貼ります。

後脛骨筋は青色の筋肉でうちくるぶしの真後ろを通っていきますのでそのようにテープを貼ります。この時、舟状骨結節(外脛骨)を通るようにして少しひっぱります。

 

②踵の外側からテープを貼っていきます。少し張りながら踵の前を通りながら外脛骨を通り、外くるぶしの上を通るようにスパイラル状に貼っていきます。

外脛骨の部分にしっかりテンションがかかるようにすることがこのテーピングのコツになります。

③この状態でオーバープロネーションが強ければヒールロックをします。

ヒールロックはこちらの記事を参考にされてください。

まとめ

有痛性外脛骨障害は成長期から出やすくなるスポーツ障害です。成長期を過ぎると症状は落ち着いていくといわれていますが、なかなか症状の改善がみられない方もいる事もあります。

 

上手くテーピングなどで症状を予防をしたり、保護をすることもとても大事になります。是非試されてください。

 

※症状が強かったり、何か不安のある方は自己判断をしないで必ず専門機関に受診をしてくださいね。

 

 

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