後脛骨筋腱炎は中距離、長距離のランナーやストップとダッシュを繰り返すバスケなどのスポーツで起きやすいスポーツ障害です。
意外と多いのが走り高跳びの踏み切り足などにも多く起こることがあります。走高跳は踏み切り時にストッピングをかけるので後脛骨筋腱に大きく負担をかけます。
そんな後脛骨筋腱炎のテーピングをご紹介していきます。
うちくるぶしが痛い!そもそも後脛骨筋腱炎とは
後脛骨筋とは上の図の筋肉なのですが、ふくらはぎの筋肉の最下層にある筋肉です。
動きは働きは足首を底屈させたり、足部の内反や内転をさせます。歩くためには非常に重要な筋肉です。
その中で後脛骨筋腱炎は上の図で丸く囲んだところが痛むスポーツ外傷です。
主な症状はランニングなどの時足をつくと内くるぶしの周りに痛みが出て、場合によっては腫れが出るのが特徴的です。
後脛骨筋腱は内くるぶしに沿って走行し内くるぶしを滑車のように使いうまく力を出すようにできています。そのためよく使うスポーツや足の内側に力がかかるスポーツにはよく起こります。
放っておくと長期化してしまうので非常に厄介といえるスポーツ障害です。
用意するテーピング
50mmのキネシオテープを使います。
動画は38mmを使っていますがどちらでも使えますので持っているテーピングをお使いください。
後脛骨筋腱炎のテーピングの巻き方、貼り方
①38mmのキネシオテープを30cmほどを2本、1mほどを1本用意します。
②30cmの1本を足の裏から後脛骨筋に沿ってふくらはぎの中央まで貼ります。
③30cmのもう1本を踵の外側から始めます。
先程のテーピングから少しずらして後脛骨筋腱に沿ってテーピングをします。先程のテーピングと後脛骨筋腱部でクロスするようにテープを貼ります。
④足部の安定を出すためにヒールロックをします。
ヒールロックは足首の安定を出すためには非常に凡庸ですので是非覚えましょう。
ヒールロックの記事はこちら↓
必ず役に立つので覚えましょう。
まとめ
後脛骨筋腱炎はマラソンランナーなどには非常に天敵だと言えます。
痛みも長く続くのでテーピングで症状を緩和することはとても大事なことです。しかしスポーツ障害の基本は休養しです。長続きする場合は必ず専門機関に受診をしてくださいね。
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