大腿四頭筋は大腿部の前面にあり大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋の4つの筋肉を総称して大腿四頭筋といいます。
大腿四頭筋の肉離れは、主にスタート、ストップを繰り返すスポーツに多発します。
多いのはサッカー、ラグビー、バスケットボールなどの球技に多くみられます。
そのような大腿四頭筋の肉離れの予防や症状の改善におすすめなのがテーピングです。
簡単に出来て効果的なので是非参考にされてください。
大腿四頭筋の肉離れ
大腿四頭筋の肉離れが起こりやすいといわれてる筋肉は主に大腿直筋といわれております。
大腿直筋は大腿四頭筋の中で唯一の二関節筋で一番力を使います。
ダッシュやストップを繰り返したりボールを蹴る動作などでは大腿直筋は遠心性収縮を起こし肉離れの原因になります。
※遠心性収縮=筋肉が伸びながら縮もうとする収縮
またももかつといわれる大腿部の直接受ける外力により肉離れを起こします。
このように起こる肉離れにはテーピングがオススメになります。
テーピングで必要なもの
5cmのキネシオテープを用意してください。
大腿四頭筋のテーピングの巻き方、貼り方
①太ももの長さに合わせたテーピングを3本と15cmほどの長さのテーピングを2本用意します。
ふとももの長さのテーピングを1本10cmほど切れ込みを入れます。
残りのテープは四角を丸く切っておくと剥がれにくくなりますので切っておきましょう。
②1枚目は先に切込みの入れたテープを貼っていきます。切込みの付け根で剥離紙を破り膝蓋骨の上から膝蓋骨を囲むようにテープを貼ります。
残りの部分の剥離紙を剥がし、大腿部中央にまっすぐテーピングを貼ります。
③2枚目は膝蓋骨の下の内側から膝蓋骨の内側を沿うようにテーピングを貼っていき1枚目のテーピングの内側を上方に向かって貼っていきます。
④3枚目は2枚目のテーピングと同じように外側に貼っていきます。膝蓋骨の外下方からテーピングを始め、膝蓋骨の外側を沿うように囲み、上方に向かって貼ります。
⑤4枚目、5枚目は大腿直筋の一番痛い所を確認してそこにクロスサポートテープをを貼っていきます。
痛い所を確認して少しテーピングにテンションをかけながらバツ字にテーピングを貼ります。
まとめ
大腿四頭筋の肉離れは階段や下り坂を下ると膝が折れる症状やブレーキ動作、ジャンプ動作などで強い痛みが出ますのでつらい症状が続きます。
テーピングをはることによって症状を改善させることができますので是非試してみてください。
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