有痛性三角骨のテーピング!動画で巻けるテーピング法

テーピング

三角骨とは足関節後方の余剰骨(余分な骨)で通常では痛みを出すことがありません。

運動することで、足首を捻挫したり底屈を繰り返すことによって衝突や長拇趾屈筋と摩擦を繰り返し痛みを出していきます。

主に痛みが出るところは上の図で〇を囲んでいる足首の後方になります。

この痛みを起きないように予防したり、痛みを軽減させるためにテーピングが効果的です。

今回の記事は有痛性三角骨のテーピングをご紹介します。

 

有痛性三角骨障害とは!?

足関節後方インピンジメント症候群(三角骨障害、長母趾屈筋腱障害)

バレエダンサーや、サッカー選手は足関節を底屈(足首を伸ばす)することが多く、足首の後ろ側を痛める事が多く見られます。

足関節の距骨という骨の後ろ側が大きく突き出していたり、離れて過剰骨となっている人(三角骨といいます)が何度も足関節を底屈すると、その骨が脛骨と踵骨の間に挟まりこみ(インピンジメント)足関節の後方に炎症を起こし、痛みの原因となるのです。

三角骨 (距骨の後ろ側の骨)

三角骨 (距骨の後ろ側の骨)

 

足首を伸ばす(底屈する)ことで挟まりこむ

足首を伸ばす(底屈する)ことで挟まりこむ

バレエダンサーでは、さらに足関節を底屈したまま母趾も伸ばして立つ、ポアントという状態で踊ることが多く、長母趾屈筋腱(足の親指を曲げる筋肉)を酷使しています。

治療はまず保存療法が選択されます。
炎症を抑えるために ①安静にする ②痛み止めや炎症を抑える注射を行う
などといった治療が選択されます。

国際医療福祉大学市川病院

とあります。足首の後方の痛みが特徴になりますので痛みが引かない場合は専門機関への受診も必ずしてくださいね。

テーピングに用意するもの

ホワイトテープ

エラスチコン

テーピングの貼り方、巻き方

 

①足首を90°に固定し、足首全体にアンダーラップを巻きます。(巻き終わるまでなるべく動かさないのがポイントです)

 

②アンカーテープを足首に2本、足の先に2本ほど巻きます。

 

③エラスチコンテープの先端を10センチほど切れ込みを入れて、切れ込み部分で足の甲を囲みます。15センチほどの長さでエラスチコンを切り反対側の先端を同じように切れ込みを入れて足首の上あたりを囲みます。

 

④アンカーテープを貼り先ほどのエラスチコンを抑え、固定します。

 

⑤足首の上のあアンカーテープの内側からホワイトテープを始め、踵を通り反対側のアンカーテープまでテープを貼ります(スターアップテープ)

このテープを三本ほど貼ります。

⑥エラスチコンでヒールロックをします。

 

まとめ

有痛性三角骨はしっかり予防をすれば痛みが出なくなるスポーツ障害です。是非試してみてください。

 

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