膝のスポーツ障害の温床の一つに反跳膝(はんちょうひざ)というものがあります。どちらかというと女性に多いのですが、膝が過伸展といって伸びすぎる膝のことを言います。
この反跳膝(はんちょうひざ)は膝の安定性を低くするため様々なスポーツ障害を引き起こしてしまいます。
反跳膝(はんちょうひざ)の安定性を出してあげることが膝のスポーツ障害を減らすことにもつながります。テーピングをすることによって安定性が増しますので是非お試しください。
反跳膝(はんちょうひざ)とは?
反張膝とは膝が真っ直ぐ以上に伸びて反り返っている状態をいいます。
イメージとしては膝が逆に曲がっているといった感じです。
写真のように極端な反張膝の人もいますが、多くの方は
自分が反張膝と気がつかずに生活をしています。
その結果、年を重ねるごとに骨が変形し、O脚やガニ股に
なっていきます。変形が強くなると膝の痛みが出て歩行困難
になる方もいますので注意が必要です。
反跳膝(はんちょうひざ)はこのように膝が進展しすぎて前十字靭帯を損傷しやすくなったりさまざまな膝のスポーツ障害の原因になったりします。
この状態から安定をさせてあげるのは非常に大事なことといえます。
用意するテーピング
ハードタイプの伸縮テーピングを用意してください。用意できない場合はキネシオテープでも試してみてください。
その場合ですと固定力は弱くなります。
反跳膝(はんちょうひざ)のテーピングの貼り方
①膝のテーピングを貼るポジションは若干曲げた状態で巻くので踵と下に何か置いてください。
②膝の上下15センチあたりにアンカーテープとして一周巻きましょう。
③膝の過伸展を防ぐように膝の裏でクロスするようにクロスサポートテープをします。
この時はテンションを強めにしましょう。
膝の後面で行います。
④膝の前面から行うスパイラルテーピングを行います。脛骨の前面から始め膝窩を通り、大腿骨の前面で終わります。左巻き、右巻きを行いましょう。
⑤最初に巻いたアンカーテープをもう一度巻き固定力を強めます。
このように巻き終わります。
まとめ
反跳膝(はんちょうひざ)は気が付かずにスポーツをしていることが多く怪我につながることも多いです。
問題を放っておかずちゃんと対処することによって防げる怪我は多いと思います。
反跳膝(はんちょうひざ)もしっかりアプローチをすることによりケガを少なくできますのでサポートをするようにしましょう。
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