バドミントンはフットワークをずっとしているスポーツで、スマッシュの際にジャンプもする過酷な競技です。
そのなかで怪我で多いのは足首の捻挫です。
まあ全スポーツの中で最も受傷頻度が高いスポーツ外傷として足首の捻挫があげられるほど足首の捻挫は非常に多いです。
一度ひどい捻挫をすると足首の安定度が低くなると捻挫を繰り返してしまう事も多くあります。
そこで足首の捻挫の予防に使えるのはテーピングです。
サポーターをするとどうしてもかさばるので好きじゃない方も多いと思います。
その点テーピングは薄手ですのでかさばることもなく簡単にできるのでオススメです。
是非参考にされてください。
足首の捻挫はどんな状態!?
ここでは簡単に足首の捻挫の中でも一番多い内反捻挫の説明をしていきます。
内反捻挫とはうちがえし捻挫ともいわれ、下のイラストのように足首を内側に捻る捻挫です。
このように捻る場合、一番痛めやすい靭帯を前距腓靭帯といいます。前距腓靭帯は足首の外側にある靭帯で足首の安定には非常に重要な靭帯です。
足首の外側に丸で示しているとこが前距腓靭帯です。特にこの図は前距腓靭帯を損傷を表していますので、靭帯が赤くなっています。
この靭帯の損傷が一番多いです。
損傷の度合いを簡単にいうと
1度損傷・・・靭帯が伸ばされ炎症を起こしている状態
2度損傷・・・靭帯の部分断裂
3度損傷・・・靭帯の完全断裂
このように分けられます。
繰り返す捻挫は予防が大事!
これは当たり前なのですが捻挫を繰り返さないためには予防が大事です。繰り返すことによって靭帯の損傷をすることはもちろん離断性骨軟骨炎や関節の変形の原因になってしまいます。
一番大事なのリハビリです。しっかりリハビリをすることが予防の近道です。
それでも不安な場合おすすめなのがテーピングです。
テーピングを巻くことができるようになっておけば非常に便利だと思います。
今回ご紹介するテーピングはキネシオテープで出来る簡単なテープですが予防にはうってつけなテープですので是非参考にされてください。
テーピングで用意するもの
5センチのキネシオテーピングを用意します。
おすすめテーピングです↓↓
コスパでオススメです。↓↓
足首のテーピングの巻き方、貼り方
①五㎝幅のテーピングを45㎝ほどの長さに3本カットしましょう。
この時四角をカットしておくと剥がれにくくなりますのでカットしておくようにしましょう。
②ヒールロックという巻き方をしていきます。
1枚目のテーピングを足首の前から足首の内側に向けてアキレス腱を通るように貼っていきます。角度はアキレス腱に対して45°ぐらいで貼り始めます。
アキレス腱を通って、踵の外側を通り足の裏で踵の前方を通り足首の前側で終わります。
③2枚目は1枚目と左右対称な形になります。
足首の前から足首の外側に向けてアキレス腱を通るように貼っていきます。角度はアキレス腱に対して45°ぐらいで貼り始めます。
アキレス腱を通って、踵の内側を通り足の裏で踵の前方を通り足首の前側で終わります。
④3枚目はフィギアエイトという巻き方をします。まずテーピングを半分に折り、剥離紙を破ります。破った所を足の裏で1枚目、2枚目がクロスしているところに貼り、足首の内側の残りのテーピングの剥離紙を剥がし足首の前側を通り、外くるぶしを通りアキレス腱で終わります。
残りの反対側も対称的に巻き、アキレス腱で終わります。このテーピングは外側を持ち上げるように貼るのがコツです。
まとめ
ヒールロックとフィギアエイトは足首のテーピングでいちばん基本的なテーピング法です。しかししっかり巻くことによりしっかりとした効果がありますので是非覚えていってくださいね!
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