当ブログをみていただいてありがとうございます。今回のテーマはオスグッドのテーピングです。
簡単にできるセルフテーピングですので最後まで是非ご覧ください。
オスグッド-シュラッター病(OSD)
成長期に多いオスグッド病。いわゆる成長痛と思っている方は多いと思いますが、実は単純に成長痛というわけではありません。
実際、成長期が終わった方でもオスグッドの痛みに悩まされる方は多くおられます。
しかし、多くのオスグッドの方は成長期に起こるため成長痛といわれることが多いようです。
オスグッドはなぜ起こる!?
それではオスグッドはなぜ起こるのでしょうか!?
大きく二つの理由があります。
1.大腿四頭筋に負荷が強くかかり付着部である脛骨粗面に負担がかかる。
2.脛骨粗面が成長期の時は成長軟骨で柔らかい
という二つの理由があります。
1つ目は単純にオーバーワークであったり、他の下腿外旋、ニーインなどの使い方の問題があります。非常に難しい問題ですので別の機会にまとめたいと思います。
1つ目の理由によって成長期以外の時でもオスグッドが発症するといえます。
また2つ目の理由は成長期に多い理由です。
これらの理由が絡み合って成長期に多く起こっていきます。
オスグッドのテーピングで用意するもの
五センチ幅のキネシオテーピングになります。
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テーピング前に確認事項
テーピング前には必ず皮膚をきれいにしておくことにしましょう。傷などがあればするのは控えておきましょう。テーピングを貼る際は汗などは拭きとっておくと剥がれにくくなります。
皮膚の状態はオスグッドのテーピングだけではなく他の部位でも同じになります
オスグッドのテーピングの巻き方
大腿の長さより少し短いテーピングを3本、膝を1周するぐらいの長さを1本用意します。
大腿の長さのテーピングの1本の片方の端に10cmほどの切れ込みを入れましょう。
①1本目のテーピングは切れ込みの入れたテープを使います。切れ込みの部分から剥離紙を破り大腿部にテープを貼ります。残りの先端部分の端を膝蓋骨に当て、下方に引くように二本のテープを下方に向かって貼ります。
オスグッドの場合大腿四頭筋の緊張が強い為、膝蓋骨が高位になっていることが多い為この様に引き下げる事で脛骨粗面の負荷が減ります。
②二本目は、内側広筋にそってテープを貼ります。この時、膝蓋骨を上方に引っ張らないように気をつけるのがポイントです。
③3本目は外側広筋にそってテープを貼ります。この時先ほどと一緒で、膝蓋骨を上方に引っ張らないように気をつけるのがポイントです。
④最後のテープで膝の一番痛い所を圧迫するように一周巻いて終わりです。テープを半分にして折り目の部分で剥離紙を破り押し当てながら巻くと上手に巻けますよ。
動画はこちらからどうぞ
まとめ
オスグッドは様々なスポーツで起こるスポーツ障害です。痛みが強い場合は安静が大切です。その中でテーピングは痛みの緩和、改善の一助になりますので是非参考にされてください。
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少しでもいろいろな先生方のお役にたてたり、
アスリートにお役にたてたらと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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筆者:
陣内由彦(じんのうちよしひこ)
鍼灸師、柔道整復師
福岡県(福岡市内、北九州を中心)に陸上競技、ソフトボール、
バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
学生時代、陸上競技を続ける中で故障を繰り返す中で、
自分みたいなスポーツ障害で苦しむ選手を少しでも減らしたい!
そんな気持ちで情報を発信しています。
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