足の甲が痛いときの原因の一つに長拇趾伸筋腱炎というものがあります。
長拇趾伸筋は次の図の青い筋肉です。
足の甲でも拇趾側の甲が痛くなり、母趾を動かすと甲にある腱がぎしぎしするのが特徴的です。
特に腫れがひどくなると、足の甲の痛いところに指をおいて他動的に拇趾を動かすと動きが悪くぎしぎしとする感覚が触知できると思います。
いわゆるオーバーユースでも起こりますが靴ひもなどを強く締めすぎて起こることもあります。
長拇趾伸筋腱炎のテーピング法
- 38mm幅、もしくは25mmのキネシオテーピングを用意してください。
- ふくらはぎの長さぐらいに切ったテープを1本、40cmぐらいの長さに切ったテープを1本用意してください
- ふくらはぎの長さのテープを拇趾の爪の付け根ぐらいからテープを始めます。
- 足の甲の痛い所を通ってすねの骨の外側に沿ってテープを貼っていきテープの残りを貼ります。
- 2本目のテープは足の裏の母指球から始めます。足の裏側の内側を通り、踵を囲むようにまわります。
- 貼り終わりはテープの貼り始めた所で終わります。
一本目のテープは患部を保護するテープで二本目は足の内側縦アーチを保護するテープになります。
痛みが強い場合は急用も非常に大切になりますよ。
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