当ブログをみていただいてありがとうございます。今回のテーマは肩の『上腕二頭筋長頭腱炎のテーピング』です。
簡単にできるテーピングで、リンパファンテーピングというやり方で腫れている方にもおすすめですので最後まで是非ご覧ください。
上腕二頭筋長頭は肩の前面の痛みの原因では非常に多いです。
構造上、結節間溝を通るため角度、狭さともに摩耗しやすい作りになっています。そのため炎症を起こしやすくなります。
上腕二頭筋の記事はこちらをどうぞ

上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)の起始停止|作用、神経支配
上腕二頭筋は力こぶを形成する筋肉で、肘の屈曲するのに大きく関与する筋肉です。二頭筋で長頭と短頭で構成されています。 構造上、上腕二頭筋の断裂や上腕二頭筋長頭腱炎やSLAP損傷などさまざまなスポーツ外傷などにも関係します。 ...

陣内
肩の安定性をだすインナーマッスルの上腕骨骨頭の求心力が低下すると、上腕二頭筋長頭腱の負荷が増加するため安定度が低くなると上腕二頭筋長頭筋腱炎が多発します。
上腕二頭筋長頭腱炎のテーピングをする前に気をつける事
テーピングをする際には傷などがないか確認をしておきましょう。
傷などがあるとテーピングによって傷が増える事もありますので傷には直接テーピングを貼るのは控えましょう。
汗なども拭きとっておくとテーピングは剥がれにくくなります。
運動などをする場合は、運動前の30分ほど前にテーピングを貼ると剥がれにくくなります。テーピングを貼った直後に運動をすると粘着が安定せずすぐ剥がれる事があります。
上腕二頭筋長頭腱炎のキネシオテーピングの巻き方
- 5cm幅のキネシオテーピングを15cmの長さを2本、上腕の長さのテーピングを1本カットします。
- 15cmほどの長さのテーピングを5cmほど残し4等分にカットします。2本ともカットします。(熊手状テープ)
- 残りの長い方のテープも5cmほど残し半分にカットします。
- 熊手状のテーピングの切れていない部分の根元の剥離紙だけ破ります。2枚とも
- 切れていない部分の剥離紙を剥がし、上腕の痛い部分に対して斜めにかかるように根元の部分だけ二枚とも貼ります。
- 交互に熊手部分を貼っていきます。この時テンションをかけずにテープを貼ってください。
- 長い方のテープも剥離紙の根元の剥離紙を破り剥がして、肘の下あたりに貼ってください。
- 上腕二頭筋の内側、外側に沿って別れた二本のテープを貼っていてください。
以上で完成になります。
実際に使っているテープはこちらになります。
カラーテープはわかりやすく貼っていますが単色でも構いませんのでお好きなものをお使いください。
リンパファンテーピングは腫れにもいいですので、症状が現れた初期でもいいですので是非活用されてください。
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