動画で紹介!治りずらい足底筋膜炎!プロがすすめるテーピング!

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今回の記事のご紹介は、ランナーなどに多くなかなか治りづらい『足底筋膜炎』のテーピングについてです。

足底筋膜炎は、陸上の短距離、中長距離、ジャンプ系の競技、剣道、体操競技など様々なスポーツで起こり、なかなか治りの悪いスポーツ障害です。足底筋膜炎は最初の方は朝が痛みが強かったり、運動の最初に痛みがあり運動することにより痛みが緩和する事が初期症状でみられます。無理が出来るので症状がすすみ、痛みがつよくなって治療する方も多く、長引いてしまう事が多々あります。痛みが出たり違和感が出始めた時に処置をすることで治るまでの期間が短くなります。

そこで今回は、予防にも使えますしプレーの際痛みを軽減のも使えますのでよろしければどうぞお試してください!

足底筋膜炎とは?

足底筋膜炎とは足の指の付け根から踵につく足底筋膜が何度も繰り返しの刺激によって微細損傷を繰り返し炎症を起こしている状態です。

上の画像で説明しますと

まず歩いたり体重をかけると(矢印↓方向の力)足の裏に向かっての力が足に加わります。

そうすると足の縦アーチはつま先方向と踵の方向に力を分散させショックを吸収します。(赤の矢印←→です。)

この時たとえば偏平足などになると力を吸収することが困難になります。

次におこなわれるのがアーチがショックを吸収するために縦に伸びた後元に戻すように力が加わります(青の矢印→←です。)

このように歩行時やランニングの際には体重をかけると足底筋膜が伸びたり縮んだりを繰り返します。

この時に、偏平足などが原因でショックを吸収できなかったり、逆にハイアーチで筋緊張が強かったり、疲労の蓄積で足の裏の筋緊張が強かったり(タイトネス)などの理由により微細損傷を繰り返し、足底筋膜炎は進行していきます。(オーバーユース)

使用するテーピング

5センチのキネシオロジーテープ(伸縮性ありの剥離紙つきのタイプ)

横5センチ×縦20センチほどにテープを切ったのを2枚

横5センチ×縦15センチほどにテープを切ったものを1枚

を用意します。

足底筋膜炎のテーピングの張り方

①1本目のテープ(20センチの長さのを使用)をアキレス腱のあたりから張っていきます。ここはテープを引っ張らずに張ります。

②足首の角度を直角にして、剥離紙をすべて剥がしテープを最大限にひっぱりながら母子球あたりまで張ります。

この際、最後の部分までは引っ張らないで張ってください。最後まで引っ張ると剥がれやすくなりますので気を付けてください。

③2本目のテープも1本目のテープ(20センチの長さのを使用)と同様にアキレス腱のあたりから張っていきます。ここはテープを引っ張らずに張ります。

④足首の角度を直角にして、剥離紙をすべて剥がしテープを最大限にひっぱりながら2指、3指の付け根あたりまで張ります。一枚目より横にずらします。

この際、最後の部分までは引っ張らないで張ってください。最後まで引っ張ると剥がれやすくなりますので気を付けてください。

⑤3枚目、残りの15センチのテープの剥離紙を中央部分で破ります。(左右にひっぱると紙だけがさけます)

土踏まずのあたりに中央部分をあてて剥離紙を剥がし、3割程度の張力で足の甲を囲むように一周巻きます。

完成です。

まとめ

このテーピングは比較的簡単にできて効果的です。

足底筋膜炎は足を着くだけでもかなり痛いのでお試しください。

足底筋膜炎は初期では朝起きた時や、運動のやり始めの時に痛みます。その初期症状の時に適切な治療を行うと比較的治りは早いです。

長期化をする場合はほっとくといて我慢しているケースです。

早期発見、早期治療が原則です。足底筋膜炎の長期化は我慢の期間が長いことも長期化をする原因の一つです。

時には休養も大事なことです。

またテーピングだけではなくセルフケアも行うとより効果的だと思います。

おすすめセルフケア

足の裏のボールを使ったエクササイズ

足底筋膜炎のおすすめストレッチとフォームローラーを使ったセルフケア

注意点

足底筋膜炎だと自分で判断せず、必ず専門機関に受診などをしてください。

また、テーピングなどは1日で張替え、かゆみが出たら必ず剥がしてくださいね。

練習中にテーピングする際は汗などを拭いてするとはがれにくくなります。

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