陸上競技の接地|プライオメトリクスを使った接地と反発の練習法|一流アスリート石塚晴子選手に習う

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今回の動画紹介はTKD PROJECT様の動画です。

動画中では石塚晴子選手がドイツで習ったという『リフレクション』という練習をしておりました。陸上選手にとって足の接地とは非常に大事なもので大変参考になるものです。

リフレクションの考察

リフレクションとは直訳すると反射という意味です。一種のプライオメトリクストレーニングだと思います。

→→→→プライオメトリクストレーニングとは←←←←

プライオメトリクストレーニングとは身体の伸張反射という反射を利用して行うトレーニングです。

伸張反射

伸張反射(しんちょうはんしゃ、Stretch Reflex)とは、脊髄反射の一つで、骨格筋が受動的に引き伸ばされると、その筋が収縮する現象。 この収縮は、筋肉の伸展によって生ずる張力を、その筋肉の中にある筋紡錘が感受しておこるものである。とくに伸張反射は、重力に対抗して身体を支える筋(抗重力筋)に著明で、このことは動物の姿勢保持に重要な役割を演じていることを意味している。 つまり、姿勢調節のための筋の長さを一定に保つ負帰還回路(negative feedback loop)の作用としての機能でもある。またこの反射は、過剰に伸ばされた筋肉が損傷を回避するために収縮するという、一種の防衛機能的側面も有する反射でもある。

日本ストレッチング協会HPより

 

伸張反射はこの動画の場合ですと、接地の瞬間ふくらはぎの筋肉が伸ばされます。伸ばされた筋肉は切れてしまうことがないように瞬発的にふくらはぎの筋肉が縮もうとするのが伸張反射です。プライオメトリクストレーニングはこの伸張反射を繰り返し起こし筋の収縮速度を高めるトレーニングです。

ポイント

動画中で石塚晴子選手が言っていたポイントです。

  1. 地面からの衝撃を足の裏から頭の上まで感じる。
  2. 接地の時つま先が少し上がる。
  3. 接地の時お尻をしっかり固める。できれば背筋もロックする。
  4. 地面を踏んだ瞬間に中足部~股関節~頭にまで衝撃を感じる

 

レベルアップをすると台などを使わず平地で行っておりました。台から降りる衝撃を感じた方が行いやすいと思います。またボール(おそらく軽いメディシン!?)をもって行うことによってより反発をもらっているのかを確認しておりました。

まとめ

動画中で足の接地を捉えるところを、土踏まずのところと紹介しておりました。重心線のところでしっかりとらえるという意味なのでしょうが、一流アスリートの感覚の鋭さを垣間見るところでした。

私が現役の時はこのような動画を見たければDVDなどを購入するしかない時代でしたのでこのクオリティで無料で見れる時代はいいなぁと正直に思う動画でした(笑)

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