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こんにちは!
陣内です。
今回は私が普段ライフワークの一環としているYouTubeのご紹介です。
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今回はオスグッドシュラッター病のテーピングをご紹介していきます。
今回はどちらかというと患者様向けです。
早速ですが動画をご覧ください(^^♪
成長期のスポーツ選手に多い膝の痛みの一つが「オスグッド・シュラッター病(Osgood-Schlatter disease:OSD)」です。
「走ると膝の下が痛い」
「ジャンプすると痛い」
「膝のお皿の下にある骨が出っ張って痛い」
「練習中や練習後に膝が痛くなる」
このような症状がみられる場合、オスグッド・シュラッター病が関係していることがあります。
特にサッカー、陸上競技、バスケットボール、バレーボールなど走る・ジャンプする・キックする動作を繰り返す成長期の選手でよくみられます。
今回はオスグッド・シュラッター病の選手に対して行う膝周囲のテーピング方法を実際の動画から切り出した8枚の写真とともに紹介します。
オスグッド・シュラッター病とは?

オスグッド・シュラッター病は、成長期に多くみられる脛骨粗面周囲のスポーツ障害です。
脛骨粗面とは、膝のお皿(膝蓋骨)の少し下にある骨の出っ張った部分です。
太ももの前にある大腿四頭筋の力は膝蓋骨から膝蓋腱を介して脛骨粗面へ伝わります。
走る、ジャンプする、蹴る、急激に止まるといった動作を繰り返すと、この部分に繰り返し牽引力が加わります。
特に成長期は骨が成熟途中にあるためスポーツによる繰り返しの負荷によって脛骨粗面周囲に痛みが生じることがあります。
そのためオスグッドでは単純に「膝が悪い」と考えるのではなく、練習量、競技動作、膝伸展機構への負荷、股関節・足関節の機能などを含めて考えることが重要です。
オスグッドにテーピングをする目的は?
オスグッドのテーピングで重要なのは、痛みのある脛骨粗面をただ強く圧迫することではありません。
今回のテーピングでは、膝蓋骨から膝蓋腱周囲を考慮しながらテープを配置し、スポーツ時の膝周囲をサポートすることを目的としています。
テーピング後には必ず膝を曲げ伸ばししたり、軽いスクワットなどを行ったりして、実際の動作でどのように感じるかを確認します。
今回使用するテープ

今回のオスグッド・シュラッター病に対するテーピングでは、
・50mm幅のキネシオテープ
・25mm幅のホワイトテープ
・75mm幅のエラスチコン
を使用します。
キネシオテープは伸縮性があり、膝の動きをある程度残した状態でサポートできます。
ホワイトテープは伸縮性が少ないためキネシオテープよりもしっかりとした補強を行いたい部分に使用します。
さらに幅の広いエラスチコンを組み合わせて膝周囲を広い範囲でサポートしていきます。
① 膝蓋骨周囲にキネシオテープを貼る

最初に50mm幅のキネシオテープを使用します。
膝のお皿である膝蓋骨周囲に沿わせるようにテープを配置していきます。
オスグッドでは脛骨粗面だけを見るのではなく、膝蓋骨から膝蓋腱、脛骨粗面へ続く膝伸展機構を考えることがポイントです。
ただし、テープを必要以上に強く引っ張る必要はありません。
膝はスポーツ中に何度も曲げ伸ばしするため、動きを完全に制限するのではなく、膝関節の動きを確認しながら貼っていきます。
② 膝の内側からテープを貼る

次に膝の内側からテープを貼っていきます。
最初に貼ったテープと組み合わせながら膝周囲を横方向からサポートします。
オスグッドの選手でも同じ「膝の下が痛い」という症状でありながら、実際の身体の使い方は一人ひとり異なります。
例えばジャンプの着地やスクワットで膝が内側へ入る、股関節をうまく使えていない、足関節の動きが少ないなど、さまざまな特徴がみられます。
そのためテーピングだけでなく実際の競技動作を評価することも重要です。
③ 膝の外側もサポートする

続いて膝の外側にもテープを貼ります。
内側・外側からテープを配置することで、膝蓋骨周囲を囲むような形にしていきます。
この段階でも、一度膝を曲げ伸ばししてみましょう。
テープが引っかからないか、締め付けが強すぎないか、痛みが増えていないかを確認します。
固定力を強くすればするほど良いテーピングになるわけではありません。
競技で必要な動きを残しながらサポートすることがポイントです。
④ 25mmホワイトテープで補強する

続いて25mm幅のホワイトテープを使用して補強します。
伸縮性のあるキネシオテープに伸縮性の少ないホワイトテープを組み合わせることで必要な部分へさらにサポートを加えていきます。
ここでも脛骨粗面の痛い部分をむやみに強く圧迫するのではなく本人の痛みや動きを確認しながら調整することが大切です。
特に成長期の選手では「痛くても試合に出たい」と我慢してしまうことがあります。
テーピングによって一時的に痛みが軽くなったとしてもそれだけで競技を続けてよいと判断するのは避けましょう。
⑤ テープを固定して動きを確認する

ここまでテープを貼ったら、一度全体を確認します。
テープの端が浮いていないか、シワができていないか、皮膚を強く引っ張っていないかなどをチェックします。
さらに、
「膝を曲げる」
「軽くスクワットする」
「歩く」
などの簡単な動作を行います。
オスグッドでは痛みのある場所だけでなく、痛みが出る動作を確認することが非常に重要です。
スポーツ復帰を考えている場合には、状態に応じて走る・ジャンプする・切り返すといった競技動作も段階的に確認していきます。
⑥ 75mmエラスチコンで8の字にサポート

最後に75mm幅のエラスチコンを使用します。
幅の広いテープを使い膝周囲を8の字状に包み込むようにサポートしていきます。
局所だけを強く固定するのではなく広い範囲で膝周囲をサポートできるのが特徴です。
膝蓋骨や膝蓋腱周囲の状態を確認しながら膝の曲げ伸ばしを妨げないように貼っていきます。
⑦ オスグッドのテーピング完成

これでオスグッド・シュラッター病のスポーツ選手に対するテーピングの完成です。
テーピングをしたら、必ず実際に身体を動かして確認してください。
特に、
・痛みが強くなっていないか
・膝を曲げ伸ばしできるか
・しびれが出ていないか
・足先が冷たくなっていないか
・皮膚の色に変化がないか
・競技動作を妨げていないか
などをチェックします。
異常がある場合は無理に続けず、テープを外してください。
オスグッドはテーピングだけで治すものではありません
ここが非常に大事です。
テーピングはオスグッド・シュラッター病に対するサポート方法の一つです。
テーピングをして痛みが軽減したからといって脛骨粗面に加わる負荷の原因そのものが解決したとは限りません。
スポーツ選手の場合には、練習量や競技スケジュールを確認するとともに、股関節・膝関節・足関節の動き、筋力、柔軟性、ジャンプや着地などの動作も確認する必要があります。
特に成長期は身長が急激に伸びる時期でもあり身体の変化とスポーツによる負荷のバランスを考えることが大切です。
痛みを我慢して練習を続けるのではなく、症状に応じて運動量を調整しながら段階的な競技復帰を目指します。
まとめ|オスグッドのテーピングは「動きを確認しながら」がポイント
今回はオスグッド・シュラッター病のスポーツ選手に対して行う膝のテーピング方法をご紹介しました。
今回のポイントは、膝蓋骨・膝蓋腱・脛骨粗面へ続く膝伸展機構を考えながらテープを配置し、内側・外側から膝周囲をサポートすることです。
そして何より重要なのが、テーピング後に実際の動きを確認することです。
オスグッドは成長期のスポーツ選手に多い障害ですが、痛みの程度や競技種目、身体の使い方は一人ひとり異なります。
テーピングだけに頼るのではなく、痛みが出ている原因や練習量、身体の機能なども評価しながら対応していくことが大切です。
動画では実際にテープを貼っていく手順を紹介しています。
写真だけでは分かりにくいテープの方向や貼り方についてはぜひ動画とあわせてご覧ください。


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